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2018ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会 レポート

[車いすラグビー]

2018年5月24日から27日までの4日間、2018ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会が千葉県千葉市にある千葉ポートアリーナで開催された。
今大会には、世界ランキング5位のイギリス、同6位のスウェーデン、同7位のフランスの3か国が来日し、同4位の開催国・日本が迎え撃った。

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今年も千葉ポートアリーナで開催された

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多くの小中学生も会場を訪れ、エールを送った

大会は予選リーグとして4か国の総当たり戦を2周行い、その上位2チームによる決勝戦と下位2チームによる3位決定戦が最終日に実施された。
各チームとも1日2試合を3日間こなす予選リーグはタフな日程だが、今年の8月に開催される世界選手権に向けてチーム作りの仕上げに差し掛かっている時期とあって、その進捗を確認しながら戦っているようだった。
そんな中、やはり強さを発揮したのが日本とイギリスだった。世界ランキングでも上位の2か国が勝利を重ね、直接対決の1戦目はイギリスが51-50の1点差で、2戦目は日本が48-45でそれぞれ勝利し、互角の戦いを見せた。決勝戦も日本とイギリスの対戦に決まり、好勝負が期待された最終日には多くの観客が会場を訪れた。

決勝戦では地元の大声援を背に、日本が序盤から安定したプレーを見せる。ティップオフからボールを保持してエースの池崎大輔が先制。そのあとも日本の得点を7点連続で決めるなどチームに勢いをもたらすと、守備でも相手のミスを誘う激しいプレッシャーでイギリスからリードを奪っていく。前半、日本はノーミスと完璧な内容で26-20の6点リードして後半戦へ。後半開始早々、イギリスが日本のミスから連続得点をあげるものの、前半同様のプレーを継続した日本がそのままリードを守り切り、53-46で勝利し、優勝を果たした。

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池崎は気迫あふれるプレーで得点を量産

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激しい守備でイギリスとの決勝戦を制した

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優勝した日本は世界選手権に向けて弾みをつけた

今回は大会に併せてパラスポーツ大会応援イベント「Go!Together!~みんな一緒に共生する未来~」も同時開催し、お笑い芸人のステージやご当地グルメ、パラスポーツ体験が楽しめる集客の機会が作られた。イベントに来場し、初めてウィルチェアーラグビーを目にした方も多かったはずだ。来年のウィルチェアーラグビーワールドチャレンジ2019、2020年の東京パラリンピックに向けて、今後もパラスポーツの魅力を発信し続けていく。

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イベントの併催が大会集客に一役買った

次回のジャパンパラ競技大会は、7月7日と8日の2日間、正田醤油スタジアム群馬(群馬県前橋市)において陸上競技大会が開催される。