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2021ジャパンパラ水泳競技大会 レポート

[水泳]

5月21日から23日の3日間、World Para Swimming公認2021ジャパンパラ水泳競技大会が開催された。今年に行われた他のジャパンパラ競技大会と同様に、無観客での開催となったが、連日、午前と午後に予選のセッション、夕方から決勝のセッションを行う方式を採用し、セッションごとに選手を入れ替え、その間に選手の使用した場所の消毒をするなどの感染症対策がとられた。
また今大会もインターネットでライブ配信されて高い注目が集まったが、派遣標準記録を突破すれば東京パラリンピック出場内定が決まることもあり、選手たちは今大会にかけて臨んでいた。


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まず今大会で活躍を見せたのが、2019年世界選手権でメダルを獲得した選手たち。山口尚秀は世界選手権で優勝した100m平泳ぎ(SB14)で、予選からいきなりの世界記録(1分4秒)。決勝でもそれに近いタイムを出して、世界チャンピオンの強さを見せつけた。


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山口尚秀


同じく世界選手権のチャンピオンとなった木村敬一は本番を想定して、3日連続でレースに出場し、東海林大は本調子といかなかったものの混戦の100mバタフライ(S11)を制し、地力の強さを見せた。


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木村敬一


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東海林大


鈴木孝幸は150m個人メドレー(SM4)ら3種目で、富田宇宙は400m自由形(S11)ら2種目で、当然のごとく参加標準記録を突破。石浦智美も最終日の50m自由形(S11)で好記録を残し、内定を手中に収めた。


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鈴木孝幸


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富田宇宙


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石浦智美


若手では、窪田幸太が100m背泳ぎ(S8)で、荻原虎太郎が100mバラフライ(S8)でそれぞれ派遣標準記録を超える泳ぎを見せた。


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窪田幸太


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荻原虎太郎