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2022ジャパンパラボッチャ競技大会 レポート

[ボッチャ]

2022ジャパンパラボッチャ競技大会が8月19日と20日の2日間にわたって、東京都にある駒沢オリンピック公園屋内球技場で開催された。今大会も他のジャパンパラ競技大会と同様に新型コロナウイルス感染症対策を取ったうえで、有観客で行われた。

またタイと韓国から海外選手を招聘し、日本選手と熱戦を繰り広げ、観客はその試合の行方を見守った。


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会場となった駒沢オリンピック公園屋内球技場


BC1男子では日本選手2名と韓国選手1名での総当たり戦が行われ、互いに1勝同士の中村拓海とキムドジン(韓国)が対戦し、タイブレークの末、キムドジンが勝利して優勝を果たした。BC1女子ではキムユナ(韓国)を下した遠藤裕美が優勝。BC2は男女混合で行われたが、現在世界ランキング1位のセンアンパ・ワラウト(タイ)が圧巻の強さを見せた。


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キムドジン(左)


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遠藤裕美(左)


BC3クラスの男子ではクォンジョンホ(韓国)、女子では日本の田中恵子が意地を見せ、それぞれでチャンピオンに輝いた。


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クォンジョンホ


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田中恵子(中央)


日本の2選手のみの出場になったBC4男子では、内田峻介と古満渉の試合が連日行われ、2試合とも日本チャンピオンの内田が勝利を飾った。


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内田峻介


そして大会の最終試合ではエキシビジョンマッチとしてBC2優勝のセンアンパ・ワラウトと東京パラリンピックの同クラス王者の杉村英孝が対戦。世界トップレベルの戦いは、序盤、杉村が正確なショットで先行。第2エンドまでで3点のリードを奪うが、第3エンドにセンアンパ・ワラウトが4点と大量得点で逆転し、第4エンドもその勢いのまま杉浦を抑えて、5-3でセンアンパ・ワラウトが勝利した。

エキシビジョンマッチとはいえ、意地が垣間見られた瞬間もありながら最後はお互い称え合う最高の雰囲気で大会は幕を閉じた。


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センアンパ・ワラウト(右)と杉村英孝


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多くの観客が試合を見守った