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2024ジャパンパラ陸上競技大会 レポート

[陸上競技]

World Para Athletics公認2024ジャパンパラ陸上競技大会が、9月28日と29日の2日間にわたって行われた。会場となったのは香川県高松市にある屋島レクザムフィールドで、2021年以来の開催となったが、前回はコロナ禍の中で無観客で行われたため、今大会では改めて開催地のファンの前で大会を実施することができた。

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屋島レクザムフィールド


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会場に詰めかけた観客


パリ2024パラリンピック競技大会の直後の大会開催となったが、パリ大会に出場した選手も今大会に出場して、国内に凱旋した姿を見せてくれた。
まず今大会で活躍が目立ったのは、知的障がいの選手たちだった。
酒井園実はパリ大会でも出場した走幅跳(T20)において5m46cmを記録して、アジア新記録を打ち立てた。赤井大樹は800m(T20)で1分56秒92の同じくアジア新記録で優勝を果たした。


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酒井園実


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赤井大樹(中央)


加えて、井谷俊介、伊藤智也、小野寺萌恵のパリ出場組もそれぞれ大会記録を更新し、パリ大会の直後にもかかわらず高いパフォーマンスを見せてくれた。


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井谷俊介


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伊藤智也


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小野寺萌恵


聴覚障がいカテゴリーにおいては、三段跳(T00)において中西椋が日本新記録となる14m20cmを跳んで観客の声援に応えていた。
来年2025年には東京デフリンピックが開催されるが、パリ大会の余韻をそのままに行われた今大会は、新たなるスタートになったと言えるだろう。


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中西椋