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ジンバブエにおける障がい者スポーツ普及講習会
- 2016.11.01 2016:11:01:19:10:01
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日本パラリンピック委員会(JPC)は10月8日から18日に車いすバスケットボールと
車いすテニスの講師4名をインクルーシブ教育を進めているダニコ学校に派遣し実技
講習会を行いました。
バスケットボールの講師は、パラリンピック競技大会に4回と3回参加したコーチ2名。
テニスは、プロテニスプレイヤーで車いすテニス日本代表監督と車いすウインブルドン
世界選手権優勝者です。
最終日に車いすテニス日本国大使杯と車いすバスケットボールJPC杯を開催しました。
有望選手として、身体能力が高く、センスが良く、パラリンピック競技大会参加を狙おうと
する強い意志を持っている選手9名選定し、ジンバブエパラリンピック委員会と所属の大学
と高校にてトレーニング場、競技大会、コーチ情報を共有し強化を図って行くことになりました。
他の障がい学生へのパラスポーツの説明・見学会も実施。
スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局手配の元、民間企業と競技団体から提供を
受けたスポーツユニフォームとフライングディスクを参加関係者に提供。大いに喜ばれました。
ジンバブエでの自立的で継続的なパラスポーツの環境整備のため、車いす修理講習会と
パラスポーツとパラリンピックの魅力を伝えるパラスポーツ研修会も開催しました。
今回はジンバブエで2回目の講習会となりますが、パラユースアスリート達の1年間の練習の
成果も出て来ており、しっかりと昨年度の講習会が継承されパラスポーツが根付きはじめて
いることを確認出来ました。
パラリンピアンやパラスポーツ界で実績を残した講師の姿勢や一挙手一投足は、どこの国で
あれ、人々に影響し、また若年層への教育的価値が大きいことを再認識させられました。
パラスポーツ界の多くの貴重な人材によるパラスポーツ振興と活性化に注力して行きたいと
考えております。