ニュース
News

<< 前のニュース2017.10一覧次のニュース >>

ジンバブエにおける障がい者スポーツ普及講習会(国際交流基金共催事業)

2017.10.26 2017:10:26:14:25:12

日本パラリンピック委員会(JPC)は9月23日から10月4日に、車いすバスケットボールと車いすテニスの講師4名を、インクルーシブ教育を進めているダニコ学校に派遣し実技講習会を行いました。
バスケットボール講師は、パラリンピック競技大会と世界選手権大会参加歴があるコーチ2名。テニスは、プロテニスプレイヤーで車いすテニス日本代表監督と車いすウインブルドン世界選手権優勝者です。
最終日に車いすテニス日本国大使選手権大会と、車いすバスケットボールJPC杯を開催しました。
今回は、3回目の講習会であり、過去2回の講習会を通じ、コーチと教師による指導体制が立ち上がり、講習会の後も継続して指導してくれています。この結果、ダニコ学校の生徒は、車いすバスケットボールで、3名がナショナルチーム(ユース部門)入りしており、その競技力は格段に伸びて来ました。
今回は、コーチと教師の指導がより的確に行なわれるよう、具体的な指導メニューを提供し、それに基づいた実践指導を行ないました。これにより、指導品質の良い指導体制を整えることが出来たと考えます。
パラスポーツ界で活躍された講師の姿勢や一挙手一投足は、人々に影響し、若年層への教育的価値も高いことを再認識しました。貴重な人材によるパラスポーツ振興と活性化にこれからも尽力して行きたいと思います。
今回の講習会はダニコ・パラリンピック大会に併せて開催し、大会開会式では、大統領夫人から次のお言葉を頂戴し、式参列者からお礼の拍手も戴きました。「日本国大使館の下、日本パラリンピック委員会が過去3年間、車いすバスケットボールと車いすテニスの講師を派遣し、講習会を開催してくれた。これは東京2020大会に繋がる。大変感謝している」。
日本パラリンピック委員会は、スポーツ・フォー・トゥモローを障がい者スポーツ関係者各位と共に推進して参ります。

01.jpg02.jpg03.jpg04.jpg05.jpg