Japan National Team Member
クロスカントリースキー
クロスカントリースキーには、クラシカル、フリー、スプリント、リレーの各種目がある。選手は立位、座位、視覚障がいの3カテゴリーに分けられ、男女別に各カテゴリーで順位を競う。勝敗は、アルペンスキー同様、実走タイムに障がいの程度に応じて設定されている係数を掛けた計算タイムで決まる。
クラシカルとはスキーを左右平行に保ちながら2本のシュプール上を滑る走法で行う種目で、スケーティング走法が禁止されている。フリーはスキーを逆八の字に開いてキックするスケーティング走法など自由な走法でタイムを競う種目。スプリントは、個人スプリントが行われる。まずは予選が行われて決勝ラウンド進出者を決定し、決勝ラウンドは障がいの程度によりタイム差をつけてスタートして、先着順で次のラウンドへ進む選手が決まる。リレーは、1チーム4名で行うチーム戦で、勝敗はリアルタイムで行うが、4選手の係数の合計に上限を設け、できるだけ障がいの程度差による不公平がないようにしている。またリレーには男女混合のミックスと、そうでないオープンがある。
肢体不自由、視覚障がい
・男子7.5km、女子5km(座位)
・男子15km、女子12km(座位)
・スプリントクラシカル(全カテゴリー)
・クラシカル男子10km、女子7.5km(立位、視覚障がい)
・フリー男子20km、女子15km(立位、視覚障がい)
・リレー(ミックス、オープン)