Emblem / Mascot
平昌2018パラリンピック冬季競技大会のエンブレムは、雪と氷と、パラリンピックのアスリートが卓越したパフォーマンスを魅せる様子を融合させたデザインです。また、世界中の人々が平等で互いを尊敬しあって調和していることを表現しています。
異なる色の配列は、平昌2018パラリンピック冬季競技大会の価値、人間としての平等と個性を象徴しています。
それぞれ個人が制限なく尊敬され、さらに公平で調和した社会に発展することに通じていくことを象徴しています。
エンブレムに使われている5色は、韓国を象徴する色で、木、火、地球、金属、水を表しています。この5色は韓国の伝統的な衣服、装飾、食べ物に見出すことができ、韓国の文化と感情に深く結びついています。
オリンピックとパラリンピックのエンブレムはどちらも同じ系統のデザインです。ハングルの「平昌」(평창)という文字からインスパイアされた要素でデザインされています。
どちらのエンブレムも韓国をイメージする主要な5色と、同様の見た目と感じになっており、いずれのエンブレムも間違いなくユニークなものになっています。
平昌2018パラリンピック冬季競技大会のマスコットは、ツキノワグマの「バンダビ」です。ツキノワグマは韓国の神話に現れる動物で、韓国の文化や民俗と密接に関連しています。
クマは強い意志と勇気を象徴しています。また、ツキノワグマは平昌を包括する韓国の行政区、江原道のシンボルアニマルでもあります。「バンダビ」という名前の「バンダ」はツキノワグマの胸の白い三日月を示す「半月」を意味し、「ビ」には大会を祝う意味があります。
マスコットは情熱、喜び、熱意、愛など、市民を積極的に取り込むための幅広い感情を表現するようにデザインされています。このタイプのデザインは、感情を表現するために視覚的な文字を使用する、韓国独自の現代文化的傾向を反映しています。