団長挨拶

Greeting From The Japan National Team Leader

日本代表選手団 団長 大日方 邦子

平昌2018パラリンピック冬季競技大会
日本代表選手団 団長

大日方 邦子

おびなた くにこ

平昌2018パラリンピック冬季競技大会(第12回冬季大会)に参加する、日本代表選手団を代表してご挨拶申し上げます。

3月9日から18日まで10日間にわたり、6競技80種目が実施され、日本からは車いすカーリングをのぞく5競技に日本選手が出場します。日本チームは「前回大会を超えるメダル数を目指す」という高い目標を掲げ、挑みます。過去大会でメダルを獲得した実績のあるスキー競技(アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロン)、2大会ぶりに出場するアイスホッケー、そして今大会で初めて日本選手が参加するスノーボード、いずれも見ごたえのある競技ばかりです。

パラリンピック冬季大会がアジアで開催されるのは、1998年長野大会以来、20年ぶりのことです。アジアにおけるパラリンピック冬季競技の発展につながる重要な大会となると期待しています。また、2020年東京大会開催まで、残すところ2年あまりとなり、パラリンピック大会への関心がさらに高まっています。日本代表選手団が今大会で活躍し、2020年大会に出場する選手たちへたすきを繋げることにより、スポーツ全体への関心をさらに高めるとともに、活力ある共生社会の実現に寄与することができると考えています。

選手には日本代表としての自覚と誇りを持ち、自分自身を信じて力を出しきることができるように、全力で臨むことを期待します。そしてコーチ、役員には、すべての選手がベストパフォーマンスを発揮できるように、全力を尽くしてサポートしてくださいますようお願いいたします。

最後に、日本代表選手団にご尽力、ご支援いただいております関係各位に感謝申し上げます。パラリンピックの魅力、スポーツの素晴らしさを多くの皆様にお伝えできるように、選手・役員ともに精一杯、頑張りますので、応援の程よろしくお願いいたします。