【リオデジャネイロ共同】リオデジャネイロ・パラリンピックでリオ五輪に続いて結成された
難民選手チームの入村式が3日、リオ市西部バーラ地区の選手村で行われ、内戦が続くシリアから
ギリシャに逃れた競泳男子のイブラヒム・フセイン選手と、イラン生まれで米国に在住する陸上男子
円盤投げのシャハラッド・ナサジプール選手がそろって参加した。
式典では緑の衣装をまとったダンサーの踊りで熱烈な歓迎を受けた。難民選手チームに選ばれ
「長年の夢が現実になるなんて信じられない」と語っていたフセイン選手は笑顔で喜びをかみしめ、
パラリンピック旗が掲揚される様子を感慨深げに見つめた。
パラ難民選手チームが入村式(共同)