【リオデジャネイロ共同】国際パラリンピック委員会(IPC)のクレーブン会長は7日の記者会見で、リオデジャネイロ・パラリンピックで尿検査と血液検査を合わせて1500件のドーピング検査を実施することを明らかにした。特定の競技や選手を絞って厳格な態勢を取る方針で「過去最大規模の検査で違反者を摘発したい」と決意を述べた。
国家主導のドーピング問題でロシアが全面除外となり、検査態勢の強化は大きな課題となる。同会長は「パワーリフティングなどで問題を抱えており、ターゲットを絞ることで結果を出したい」と述べた。