リオデジャネイロ・パラリンピックで銀1、銅3のメダルを獲得した柔道の日本代表が14日、成田空港に帰国し、男子60キロ級銀メダリストの広瀬誠(愛知県立名古屋盲学校教)が「最高の形で引退できる。感謝の気持ちでいっぱい」と代表を退く意向を示した。39歳の年齢などを理由に挙げ、2020年東京大会は「何かしらの貢献ができれば」と話した。
日本柔道女子初のメダルを57キロ級3位で獲得した広瀬順子(伊藤忠丸紅鉄鋼)は「今の自分に出せる精いっぱいの力は出せた」と振り返った。男子100キロ超級で銅メダルの正木健人(エイベックス)は「東京大会では金メダルを取りたい」。
記者会見を終え、獲得したメダルを持つリオ・パラリンピック柔道代表の(左から)藤本聡、広瀬誠、正木健人、広瀬順子=14日午後、成田空港