東京パラリンピック最終日の5日、バドミントンの男子シングルス(車いすWH2)で、初出場の梶原大暉(19)が金メダルを獲得した。決勝で世界ランキング1位の金正俊(韓国)を2―0で破った。
今大会で初採用されたバドミントンの日本男子初優勝で、女子シングルス(車いすWH1)の里見紗李奈(23)に続く「金」2個目となった。
福岡市出身。中学2年の時、自転車で野球の練習に向かう際に交通事故に遭い、右大腿部から下を切断。左脚にもまひが残った。高校1年時にバドミントンを始め、めきめき実力をつけた。(共同)
男子シングルス(車いすWH2)決勝 ポイントを奪いガッツポーズする梶原大暉=国立代々木競技場(共同)