東京パラリンピック最終日の5日、バドミントンの女子ダブルス(車いす)で、里見紗李奈(23)、山崎悠麻(33)組=NTT都市開発=が金メダルを獲得した。里見はシングルスとの2冠を達成し、山崎は「銅」に続く2個目のメダルを手にした。バドミントンが初めて採用された大会で日本勢が実力を示した。
世界ランキング1位の里見、山崎組は1次リーグA組を首位通過し、準決勝でタイのペアを退けた。シングルス優勝で勢いに乗る里見は山崎と息の合ったプレーを披露し、決勝は劉禹トウ、尹夢ロ組(中国)を2―1の逆転で破った。(共同)
女子ダブルス(車いす)決勝 中国ペアと対戦する里見紗李奈(右)、山崎悠麻組=国立代々木競技場(共同)
女子ダブルス(車いす)で優勝し、手を振る里見紗李奈(右)、山崎悠麻組=国立代々木競技場(共同)