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[ジャパンパラ大会]
2013ジャパンパラクロスカントリースキー競技大会レポート
- 13.02.12 2013:02:12:11:47:23
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2月8日から10日の3日間、2013ジャパンパラクロスカントリースキー競技大会が、長野県北安曇郡白馬村にある白馬クロスカントリー競技場で開催された。
来年2014年にはロシアのソチでパラリンピックが開催されるが、そこに出場を目指す選手たちが今大会に集結、観客から多くの応援を受け、アグレッシブな姿勢でレースに臨んでいた。競技初日は、シット(男子10km、女子5km)、クラシカル(男子5km、女子5km)が行われた。
男子シットでは近年、圧倒的な強さを発揮している久保恒造(LW11)が2位に大差をつけて圧勝。
久保は先日アメリカで行われたワールドカップで3連勝を飾るなど、好調をアピールした。
男子スタンディングでは、クラシカルを得意とする新田佳浩(LW8)が勝利。
「まだ本調子ではない」と新田は語ったが、抜群のテクニックで強さを見せた。競技2日目に行われたのはシット(男子5km、女子2.5km)、フリー(男子10km、女子5km)。
女子スタンディングでは2日続けて太田渉子(LW8)と阿部友里香(LW6)がワンツーフィニッシュ。
バンクーバーパラリンピック銀メダリストの太田はさすがの強さを見せた。
太田を追いかける高校生の阿部は、年々急激な成長を遂げている。今後が楽しみな存在だ。
知的障害クラスでは、クラシカル、フリーともに西村潤一が制して連覇を達成。
視覚障害クラスでは、高村和人(B1)が初日のクラシカルを制した加藤弘(B2)をかわして優勝した。今大会には、報道陣が数多く会場を訪れて大会の模様がメディアで取り上げられた。
パラリンピックという大舞台まであと1年、注目度の高まりも感じられた。