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[ジャパンパラ大会]
2013ジャパンパラアーチェリー競技大会 レポート

13.09.30 2013:09:30:11:26:55

 9月28日と29日の2日間、埼玉県障害者交流センターで2013ジャパンパラアーチェリー競技大会が開催された。両日とも天気に恵まれ、晴れ渡った空の下で全国から集まったアーチャーが日本一をかけて対戦した。初日は予選ラウンドと男子リカーブスタンディングの決勝ラウンド1回戦のみが行われ、2日目は各クラスで決勝ラウンドの熱い戦いが続き、優勝者が決められた。

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初日の予選ラウンドから互いの意地がぶつかる!

 男子リカーブスタンディングでは、昨年の覇者である上山友裕が予選ラウンドを1位通過して連覇へ好発進。そのまま勝ち進んだ準決勝で渡邉昌義と対戦し、調子良く先攻していくが、後半に渡邉が盛り返して6-4と逆転勝利で決勝に進出した。決勝に進んだもう1選手は、今大会初出場の宮本リオン。宮本は準決勝で対戦したベテランの原口章に7-3で競り勝り、見事な勝ち上がりを見せた。両者の対戦は一進一退だったが、最後の一射まで抜群の集中力を見せた宮本が6-4で勝利し、嬉しい初優勝を飾った。


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宮本は緊張を感じさせずに最後まで攻めた

 女子コンパウンドオープンでは、ロンドン2012パラリンピック競技大会で5位入賞を果たした永野美穂と、昨年の全日本ターゲット選手権大会において健常者の中で3位に入った平澤奈古が決勝を戦った。両者の戦いは、序盤から平澤がリードを奪い、そのまま126-116で永野を押し切って優勝を果たした。

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女子コンパウンドオープンを制した平澤

 男子リカーブW2は、決勝で永沼庸彦を破った渕上朋伸が、男子コンパウンドOPENでも服部和正が連覇を達成。また、女子リカーブスタンディングでは黒岩信恵が優勝した。


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