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[ジャパンパラ大会]
2015ジャパンパラ陸上競技大会 レポート
- 15.09.24 2015:09:24:11:52:46
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2015ジャパンパラ陸上競技大会が9月19日、20日の2日間にわたって大阪府大阪市にあるヤンマースタジアム長居で開催された。今大会は国際パラリンピック委員会公認の大会で、来年に迫ったリオパラリンピックに向けて参加標準記録を突破する貴重な機会と言える。リオパラリンピック出場を狙う多くの選手が、ベストを尽くして競技に臨んでいた。
また来月10月下旬にカタールのドーハで開催される世界選手権大会に出場する選手たちも今大会に参加。リオパラリンピックの前哨戦を控え、最終調整をしつつも高いパフォーマンスを発揮し、好記録を残していた。好天に恵まれ、多くのボランティアの力もあり大会は開催された
開会式で選手宣誓を務めた芦田創
女子T47クラスではフレッシュな選手たちが躍動した。100mでは高校生の三須穂乃香が13秒37、大学生の辻沙絵が13秒45を記録し、リオパラリンピックの参加標準記録A(13秒60)を上回るタイムをともに叩きだした。新たな若手の出現に、会場は大いに沸いた。三須(右)と辻(右から2番目)が競り合った100m(T47)
また男子車いすのT54クラスでは、このクラスの実力者であるベテランの永尾嘉章に400mでは樋口政幸が、100mでは大学生の西勇輝が競り勝った。また樋口は5000m、1500m、800mも制して距離を問わない圧倒的な強さを見せつけた。スタミナ、スプリント力ともに群を抜いている樋口
100m(T54)優勝の表彰を受ける西。さらなる成長に期待がかかる
来年のリオパラリンピックと2020年東京パラリンピックを見据え、今後もさらに激しい戦いが繰り広げられることだろう。