ニュース|News
全てのニュースの最新月の一覧を表示/カテゴリー毎に最新年の一覧を表示|ジャパンパラ大会|スポーツ振興|協会情報|国内大会|国際大会|指導者養成|競技団体情報
[ジャパンパラ大会]
2016ジャパンパラ陸上競技大会 レポート
- 16.06.06 2016:06:06:12:06:41
-
新潟県新潟市にあるデンカビッグスワンスタジアムで2016ジャパンパラ陸上競技大会が開催された。
大会初日の6月3日(金)には開会式が行われ、地元の新潟出身の三須穂乃香(T47)が選手宣誓を行った(開会式の会場はANAクラウンプラザ新潟)。競技が行われたのは4日(土)と5日(日)の2日間。今大会はリオパラリンピック直前で、選手たちにとってはリオの選手選考に関わる大会ということで、記録にこだわる姿勢で競技に臨んでいた。
会場となったデンカビックスワンスタジアム
佐藤友祈(T52)は100m、400m、1500mと初日に3種目出場し、その中の400mで1分を切る58秒20の好タイムをマーク。大会記録を塗り替え、好調さをアピールした。
また若手の鈴木朋樹(T54)は同クラスの実力者である樋口政幸に対して果敢に仕掛け、1500mでは序盤から前に出る強気なレースを繰り広げた。最終的には逆転されてしまったが、800mでは2周目に入ったところで他を引き離し、1分37秒71でゴール。優勝を飾った。佐藤友祈
鈴木朋樹
女子のT47クラスでは、三須と同じ日本体育大学の辻沙絵が躍動し、100m、200m、400mで大会記録を超えるタイムを連発した。
辻沙絵(右)と三須穂乃香
視覚障がいクラスでは、堀越信司(T12)が5000mで力走。最後までペースが落ちずラストスパートまで走り切り、大会記録を塗り替える15分11秒05でフィニッシュした。堀越信司
パラリンピックの実施種目である知的障がいクラスの1500mでは、20名もの選手が出場し、予選と決勝が行われた。ロンドンパラリンピックに出場経験のある木村雄哉や5000mで勝利した中川大輔を抑えて勝ったのは、山内祐介だった。4分5秒96で2位に3秒以上の差をつけ、大会記録を更新するタイムを叩き出した。山内祐介
7月のジャパンパラ競技大会は、水泳競技大会が7月17日と18日に横浜国際水泳場(神奈川県横浜市)で、ゴールボール競技大会は7月22日から24日まで足立区総合スポーツセンター(東京都足立区)で開催される。