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[ジャパンパラ大会]
World Para Alpine Skiing公認2017ジャパンパラアルペンスキー競技大会 レポート
- 17.03.21 2017:03:21:22:15:31
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3月18日から21日の4日間、長野県北安曇郡白馬村にある白馬八方尾根スキー場で、2017ジャパンパラアルペンスキー競技大会が開催された。この2週間前、IPCアルペンスキーワールドカップ白馬大会が開催され、高速系種目の大回転とスーパー大回転2レースが行われた。そのため今大会は初日の回転と大回転2レースという技術系種目での開催となった。
今大会では次世代育成選手として代表合宿や海外遠征に参加している選手たちの滑りも注目された。日本体育大学スキー部所属の本堂杏実(LW6/8-2)は、高校時代に18歳以下のラグビー女子日本選抜に選出され、女子ラグビー日本代表を目指していた。昨シーズン、大学関係者からすすめられてアルペンスキーに転向した。今大会では2日目、最終日の女子スタンディング大回転で連日の優勝を飾った。
高橋幸平(LW6/8-2)と佐藤林平(LW12-1)は高校のスキー部に所属しながらパラリンピックを目指している。
大回転は世界トップレベルの日本代表選手が活躍した。男子スタンディングは三澤拓(LW2)が圧倒的な速さで連日の優勝。
大会2日目の女子シッティング大回転は日本代表の村岡桃佳(LW10-2)が男子入賞タイムを上回る滑りで優勝した。
最終日の大回転では、男子シッティングで狩野が優勝。霧で視界が悪く、雨まじりの雪が降り柔らかい雪質がスキー操作を難しくするコンディションだったが、世界を転戦するトップ選手たちは経験と技術でこの雪質に対応した滑りを見せていた。