ニュース|News
全てのニュースの最新月の一覧を表示/カテゴリー毎に最新年の一覧を表示|ジャパンパラ大会|スポーツ振興|協会情報|国内大会|国際大会|指導者養成|競技団体情報
[ジャパンパラ大会]
2022ジャパンパラ陸上競技大会 レポート
- 22.05.16 2022:05:16:11:44:03
-
5月14日と15日の2日間、World Para Athletics公認2022ジャパンパラ陸上競技大会が京都府京都市にあるたけびしスタジアム京都で開催された。有観客で行われた今大会では、世界新記録2、アジア新記録10、日本新記録20などの多くの記録が誕生した。
今大会では多くの好記録が生まれた
東京パラリンピックで銀メダルを獲得した唐澤剣也は、800m(T11)でアジア新記録(2分5秒68)を樹立。ライバルの和田伸也と最後の最後までわからない競り合いを制し、0.04秒差で勝利しての記録誕生となった。
ギリギリの勝負を制した唐澤(右)と最後に猛追を見せた和田
同大会で2つの金メダルを獲得した佐藤友祈は、大会初日に100m、400m、1500mの3種目に出場。精力的にレースに臨み、特にこれまで出場してこなかった種目の100mに新たに挑んでいたのが印象的だ。
今後、佐藤は新たな種目にも挑んでいく
今年の3月に開催された北京パラリンピックで大活躍した村岡桃佳も、早速、『二刀流』として今大会に出場し、100mで追い風参考記録となったが好タイムを残していた。
精力的に陸上競技にも取り組む村岡
女子走幅跳(T63)では兎澤朋美が日本新記録の4m70cmで優勝し、まだシーズン初めだがいきなりの記録更新となった。
日本新記録を喜ぶ兎澤(中央)
短距離では、100mで三本木優也(T45)と石田駆(T46)がともに追い風参考記録ながら、10秒台のタイムを残し、今後への期待ののぞかせてくれた。
石田(左)と三本木は見ごたえのあるスプリント勝負を見せてくれた
好選手が揃うやり投(F46)においては、高橋峻也が61m24cmの大投てきで優勝を果たした。
高橋の記録に会場が沸いた!
昨年、東京パラリンピックが開催されたが、次は2年度のパリパラリンピックに向けて、早くも選手たちの戦いは始まっている。