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[ジャパンパラ大会]
2023ジャパンパラボッチャ競技大会 レポート

23.08.21 2023:08:21:10:30:46

 2023ジャパンパラボッチャ競技大会が8月19日と20の2日間、東京都世田谷区にある駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場において開催した。今大会は日本チームと韓国チームによるBC1クラスの男女混合個人戦、BC2クラス、BC3クラスの男女別個人戦、そしてBC4クラスの男子個人戦をそれぞれ行った。

 来年のパリパラリンピックまであと約1年だが、まずはその出場に向けた国際大会が今後予定されていて、厳しい戦いが続いていくことが予想される。その前の国内における貴重な実戦の機会だった今大会では、色々なことを試しながらも着実に力をつけてきている選手たちの姿を目にすることができた。

 

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会場となった駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

 

 韓国選手が出場したBC3クラスにおいて、女子では田中恵子とビュン・ジャヨンが対戦。初日の試合では田中が第2エンドに一挙4点をあげるなど6-3で勝利した。2日目はビュン・ジャヨンが4-3で競り勝って互いに見どころのある試合を繰り広げていた。

 同クラスの男子ではリー・ハクスが江川拓⾺を2試合とも下して、優勝を果たした。

 

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連日、好試合を見せた田中(右)とビュン

 

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BC3クラス男子ではリーが江川を下した

 

 若い世代では、台頭してきた内田峻介(BC4)が日本代表のキャプテンに就任するなど存在感を見せている。今大会でも精度の高い投球で他選手を寄せつけず、観客の前で質の高いパフォーマンスを披露した。

 

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世界でも活躍を見せている内田

 

 長年、日本をけん引してきたBC2クラス男子の杉村英孝と廣瀬隆喜の対決が今大会で実現。第1エンドは廣瀬が先制するものの、以降は杉村が正確なショットで得点を奪い、この試合に勝利して優勝を決めた。

 

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今大会の対決は杉村(右)に軍配が上がった

 

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廣瀬と杉村の試合には多くの観客が注目していた

 

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2007年生まれの北野奏羽も堂々としたプレーを見せた