ニュース|News

全てのニュースの最新月の一覧を表示/カテゴリー毎に最新年の一覧を表示|ジャパンパラ大会スポーツ振興協会情報国内大会国際大会指導者養成競技団体情報

<< 前のニュース2024年9月一覧次のニュース >>

[ジャパンパラ大会]
2024ジャパンパラ陸上競技大会 レポート

24.09.30 2024:09:30:10:53:25

World Para Athletics公認2024ジャパンパラ陸上競技大会が、9月28日と29日の2日間にわたって行われた。会場となったのは香川県高松市にある屋島レクザムフィールドで、2021年以来の開催となったが、前回はコロナ禍の中で無観客で行われたため、今大会では改めて開催地のファンの前で大会を実施することができた。

2024JPAT01.jpg

屋島レクザムフィールド

2024JPAT02.jpg

会場に詰めかけた観客


パリ2024パラリンピック競技大会の直後の大会開催となったが、パリ大会に出場した選手も今大会に出場して、国内に凱旋した姿を見せてくれた。
まず今大会で活躍が目立ったのは、知的障がいの選手たちだった。
酒井園実はパリ大会でも出場した走幅跳(T20)において5m46cmを記録して、アジア新記録を打ち立てた。赤井大樹は800m(T20)で1分56秒92の同じくアジア新記録で優勝を果たした。

2024JPAT03.jpg

酒井園実

2024JPAT04.jpg

赤井大樹(中央)


加えて、井谷俊介、伊藤智也、小野寺萌恵のパリ出場組もそれぞれ大会記録を更新し、パリ大会の直後にもかかわらず高いパフォーマンスを見せてくれた。

2024JPAT05.jpg

井谷俊介

2024JPAT06.jpg

伊藤智也

2024JPAT07.jpg

小野寺萌恵


聴覚障がいカテゴリーにおいては、三段跳(T00)において中西椋が日本新記録となる14m20cmを跳んで観客の声援に応えていた。
来年2025年には東京デフリンピックが開催されるが、パリ大会の余韻をそのままに行われた今大会は、新たなるスタートになったと言えるだろう。

2024JPAT08.jpg

中西椋