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グランドソフトボール
視覚障がい者を対象に開発された球技で、ソフトボールのルールに準じて行う競技です。
ボールはハンドボールを使用します。
ピッチャーは全盲選手が担当し、キャッチャーの手を叩いた音を頼りにボールを転がして投球します。
バッターは、転がってくるボールの音を頼りに打撃を行います。
ベースには、守備ベースと走塁ベースがあり、プレー中の衝突などが起こらないように配慮されています。
全盲プレーヤーの守備では、転がってきた打球であっても体内捕球をすればアウトとみなされるなど、障がい程度に応じた配慮がなされています。
全盲の投手に、捕手が手を叩いてストライクゾーンを教えます。
視覚に障がいのある選手たちがプレーするため、選手同士がぶつかってケガをしないよう、走塁用ベースと守備用ベースの2つに分かれています。
打者が打ったボールを全盲選手がキャッチすると、守備位置にかかわらず、アウトになります。外野に抜けたからといって必ずしもヒットにならない意外性も、この競技の魅力の一つです。