福祉サービス現場での取り組み
初級パラスポーツ指導員 小松 大洋
- 活動地
- 高知県
- 所属
- 多機能型児童・学童発達支援事業所grin(ぐりん)/JBA公認E-1コーチ・保育士/幼稚園教諭2種免許・児童発達支援管理責任者
Q. 現在どのような活動をしていますか?
児童発達支援の療育現場で運動指導としてコーディネーション等の指導、また放課後等デイサービスでは、余暇活動の一環として運動あそびを行っています。
Q. 受講のきっかけは?
元々スポーツが好きで、ミニバスケットボールのアシスタントコーチをしていた経験もあり、仕事でも活かしていけるのではないかと感じ受講しました。
Q. 資格取得後の変化について
初級スポーツ指導員を取得して劇的に何かが変わったと言う意識はないですが、仕事で子どもたちに教えられる幅や意識が向上するのではないか、また自分として夢でもあるコーチとして指導もできたらと思い、まずは初級を取得しました。変化はありませんが意識として教える責任としての自覚につながります。
Q. 活動現場で感じるやりがいや喜びは何ですか?
子どもたちと日々かかわる中で、成長は勿論のこと、できるまでの過程や達成感を一緒に感じること。できたときの子どもの表情を見たときは何よりうれしく感じます。
Q. 指導現場での留意点や心がけていることはありますか?
発達障がいをもった子どもたちは、苦手意識が強く表れ、できないときには極端に落ち込みやすいです。そのままにすると、自己肯定感が下がって育ってしまいます。特に運動では、子どもは、大きく出やすく、感じやすいです。子どもたちの障がい特性は勿論、性格、言葉かけも細かく具体的に伝える、褒める、段階を細かく設定し体の使い方を身につけ行う工夫は日々考え取り組んでいます。
Q. 指導現場で感じる課題はありますか?
障がい特性、発達を見極めて指導できる人材は、とても少ないように感じます。発達障がい特性を活かした指導の仕方は、通常のスポーツの指導法プラスアルファ必要だと感じるので、、、。
Q. 今後どのように資格を活かしたいですか?
引き続き、療育現場で指導していければと思います。チャンスがあればバスケットアシスタントコーチとか(笑)